ホーム  >  生徒会・部活動紹介 [ 文化部活動報告 ]
10|2019/11|12





12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
カレンダーと同期
【新着一覧】

2021年6月13日
自然科学部,ドローンを導入し,活動の幅を広げるぞ!新着

2021年6月12日
東京都立大学教授横山先生のZoomミーティングによるオンライン授業新着

2021年6月5日
三学会合同福岡大会2021でのポスター発表

2021年5月30日
立花いこいの森公園でホタルの観察会を行いました!新着

2021年5月3日
クスノキ落葉でミズカビ病が治癒した!自然科学部新着
船上から柳川掘割の護岸調査 自然科学部新着

2021年4月18日
第1回飯江川原流域“ウナギとホタルを人がつなぐ”広葉樹植樹祭 自然科学部!新着

2021年4月17日
第1回飯江川の石倉かごおよび電気ショッカーによる魚類の調査を実施 自然科学部!新着

2021年3月27日
柳川でホタル放流  私たちの水環境を守ろう!自然科学部の挑戦新着

2020年10月24日
石倉かごモニタリングで放流したウナギ3尾再捕獲!とアースウオッチジャパンとの放流!

2020年10月16日
「知事のふるさと訪問~福岡県の未来を語ろう~柳川編~」 自然科学部が描く地域創生

2020年10月10日
自然科学部 桜舞館小学校の子供たちと飯江川に石倉かごを設置し,ニホンウナギ稚魚の標識放流を行う!

2020年7月4日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするために 令和2年第1回稚ウナギ放流会

2020年3月31日
ニホンウナギ稚魚の飼育環境におけるクスノキ落葉の役割と感染症について考える

2020年3月23日
自然科学部 ウナギの水槽に落葉を入れるとアンモニア濃度が減少することについて

2020年1月18日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするための調査

2019年12月24日
令和元年度の締めくくり!伝習館高校自然科学部ニホンウナギ稚魚を124尾放流!

2019年12月21日
令和元年最後の石倉かごモニタリングで放流したニホンウナギを7尾再捕獲!伝習館高校以前科学部

2019年12月15日
矢部川シンポジウム「私たちの水環境」で伝習館高校自然科学部が発表

2019年12月8日
第5回全国ユース環境発表大会九州・沖縄地方大会に自然科学部「先生が選ぶ特別賞」を受賞

2019年11月10日

伝習館高校自然科学部「全国アマモサミット2019みやぎ」に参加して

期日:令和元年118日~10(23)

会場:宮城県塩竈市塩竃魚市場


生物部員2名は宮城県塩竈市で開催される全国アマモサミットで私たちが取り組んでいる「柳川掘割をニホンウナギのサンクチュアリにするための研究」を発表した。

まず,来年の全国アマモサミットは福岡市で開催されることを報告する。福岡市では福岡市港湾空港局が中心になって推進する「博多湾NEXT会議」が海辺の環境改善のために博多湾で減少したアマモを復活させるために活動を続けている。アマモなどの藻場が海辺の環境改善に効果があることは現在までの日本各地で行われているアマモ場再生の取組から沿岸域の生物多様性維持に有効であることが理解できる。

私たちは博多湾NEXT会議のメンバーではないが,来年の全国アマモサミットでは以下のことに注意を払い行ってほしいことをお願いするつもりである。

まず,念頭に置かなければならないことは日本の魚食文化を支えてきた沿岸漁業が全国の沿岸域から海の生き物たちが姿を消そうとしていることで衰退しようとしていることである。有明海では特にこの傾向は顕著で小さな漁船を操業していた多くの漁師さんは廃業したことを考えると痛切な思いである。しかし,水際の環境を改善することで生物多様性が戻ってくると信じている。従って,全国アマモサミットは全国の様々な問題を抱える地域の取組の成果と課題を全国の人が共有し知恵を出し合い解決の糸口を見つけ出し,様々な取組を行っていることにエールを送ること,そしてその取組を将来にわたり実践していくことができるようなしくみを作るための人々の意識を変えるために行うべきだと考えている。

では,誰のためにこの取組を行うのか,それは継続的に魚食文化を享受する全ての人のためであることは明らかだが,私は,①沿岸漁業の漁師さんと②次の社会の枠組みを作る若い世代のためだと考えている。そのためには,多くの漁師さんがサミットを支える裏方ではなく主役としてサミットに参加していただきたいと考えている。漁師さんからサミットに登壇していただき生業とする漁法を聞くのも面白いと思う。そして,漁獲量や種の変化など生の声を聞きたい。また,若い世代をサミットに呼び世代をこえた交流などができれば,若い世代はこのままではいけないと言うことに気付くはずである。そして,多様な生物と多様な人が共存できる命を軸とした社会の枠組みをデザインしてくれると願っている。


ニホンウナギの研究をともに続けている生徒たちの発表


発表が終わって質問を受けている様子


119日,夜遅くまでサミット宣言に自分たちの言葉を入れていただくためにみんなで知恵を出し合っていた


高校生サミットが終了し会場の高校生が登壇して,「アマモの未来は私たちに任せてください」と覚悟を表明した。このような子供たちの活躍によって,次世代の若者が素晴らしい次の社会の枠組みをデザインしてくれるだろうという期待感を得ることができた。


アマモサミットで交流した高校生たち


1110日に発表するサミット宣言を会場の参加者全員で校正する。高校生の意見もアマモサミット2019みやぎの宣言文に採用された。


巨大なマグロを解体して参加者全員にふるまっていただいた


乗用車1台が買える値段だそうだ


20113.11震災で被害を受けた塩竈漁港だが,現在は美しい建物に建てかえられた。震災では沖の日本三景に数えられた大小たくさんの島が点在する松島が防波堤の役割をしたことで塩竈の被害は比較的少なかったという。今では遠洋漁業も活気を取り戻したが,海産資源の減少という大きな問題を解決するためには幾多のハードルを越える必要がありそうだ。

私たちが参加した全国アマモサミットの成果が幾多の漁師さんを勇気づけることができればと願っている。

 私たちの活動は(一社)北部九州河川利用協会の「令和元年度河川利用推進支援事業」の助成を受けています。

 

 


福岡県立伝習館高等学校〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116 Fax:0944-73-6496
福岡県立伝習館高等学校
〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116  Fax:0944-73-6496
Copyright(C) Denshukan All rights reserved