2月23日(金・祝)、伝習館高校TAC(Team Against Crows)は「柳川市市民協働のまちづくり事業」に係る公開報告会に参加しました。 報告会は柳川総合保健福祉センター「水の郷」大ホールで行われ、柳川市民の関心を集めています。
TACの取組は、カラスの糞による被害を減らし、伝習館高校生徒や柳川市民が快適な生活を送るだけでなく、柳川市の生活環境を美しく保つことに貢献することを目指したものです。
報告内容は、柳川市に多く飛来するカラスの問題に対処する取組です。 一時的な追い払いではなく、継続的な解決策を模索しています。 現在、カラスの天敵である鷹の鳴き声を利用した「ストーリー作戦」が取組の中心です。今年度は、数日にわたる実験の結果、鷹の鳴き声によってカラスが危機回避行動をとることが確認されましたが、このストーリー作戦の効果に限界を感じ、別の方法の模索を迫られています。 本部長の桑原佳乃子さん(2-5)は、「今後は佐賀大学農学部の徳田教授にも指導を仰ぎながら、ストーリー作戦の改善や清掃活動の拡大、視覚識別実験や市民への広報活動に力を入れたい。」と今後の意気込みを述べました。 |
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