7月25日(火)、校長室において「自転車ヘルメット着用推進モデル校」指定書の交付式が行われました。 令和5年4月1日からは道路交通法の改正に伴い、全ての自転車利用者に対して、ヘルメット着用努力義務が課されました。 この指定書の交付により、伝習館高校は自転車ヘルメットの着用推進に積極的に取り組む先進的なモデル校として認知されました。 福岡県警察の統計によれば、自転車事故において亡くなられた方の約6割が頭部に致命傷を負っているという事実は明らかです。 さらに、ヘルメットの着用有無による致死率の違いも浮き彫りとなり、着用時と非着用時の間で致死率が約2倍高まることが報告されています。 伝習館高校では、これらの統計を踏まえ、生徒の自転車通学者に対してヘルメットの着用を推進することを決定しました。 ヘルメットの着用は生徒たちの安全を守るための重要な対策であり、事故による被害を軽減するための効果的な手段です。 今回、伝習館高校をはじめとした他9校が福岡県教育委員会から「交通安全教育推進協力校」として指定されました。 伝習館高校はその中の1校として、自転車ヘルメット着用の推進活動を盛んに行っていく予定です。 「自転車ヘルメット着用推進モデル校」の指定書の交付は、生徒達の安全意識を高めることが期待できます。 これからは生徒たちの安全な通学を守るために、生徒会を中心に啓発活動を積極的に取り組んでいく予定です。 |