TACカラス対策本部(以降、TAC)は、8月10日(水)、夏休みを利用して、佐賀大学農学部生物科学コースシステム生態学研究室を訪問しました。 当研究室には、昨年から我々の調査研究をバックアップしてくださる德田誠先生がいらっしゃいます。德田先生はカラスの生態についても詳しく、私たちの活動内における疑問や質問について丁寧にアドバイスしていただいています。 今回の訪問で特に印象的だったのは、德田先生の『カラスと人間の共存』という考えです。私たちは、単にカラスを追い払うことばかり考えていましたが、『カラスと人間が住み分けをし、あえてお互いが干渉をしないスペースをつくることが大切。』『現在、伝習館周辺がねぐらになっているが、カラスにとっていかに命の危険を感じさせ、暮らしにくいと感じさせるかがポイント。』と、今後の研究の方向性に役立つ示唆に富むお話をしてくださいました。
德田先生の研究室にて 貴重なお話を伺うことができました |
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