【大学入学共通テスト激励会】開催 ~挑戦する生徒たちへのエール~

記事公開日:2025年1月20日

大学入学共通テスト

1月17日(金)、大学入学共通テストに向けた「激励会」が実施されました。
共通テストを目前に控えた3年生を応援するこの行事では、第3学年が一丸となり、生徒たちの挑戦を後押ししました。
会場には緊張感とともに、生徒を思う温かな雰囲気も漂い、受験に向かう生徒たちの「第一歩」が感じられる場となりました。

学校長の激励の言葉

激励会の冒頭で学校長が語った言葉は、生徒たちの心を力強く鼓舞しました。
学校長は、これから本番を迎える生徒たちに向けて次のようなメッセージを送りました。

目の前のことに集中し全力を尽くす

「今やるべきことは、ただ目の前の課題に集中し、自分の持てる力を最大限に発揮すること。」と、過去の失敗やこれからの結果への不安にとらわれることなく、試験当日だけを見据えることの重要性。

不安や緊張は自然なこと

テスト直前に感じる不安や緊張を「人間として自然な感情」と肯定したうえで、「しかし、それに必要以上に時間を割くべきではありません。それよりも、試験でどう力を発揮するかに意識を向けてください」と冷静さを保つアドバイス。

予想外の問題にも冷静に対応

テストで予想外の問題や新しい科目に出くわした際についても、「全員が同じ条件で試験を受けています。他人と比較するのではなく、自分ができる最善の答えを導き出すことに集中してください」と、臨機応変な対応の大切さ。

2日間の試験に集中すること

「2日間のテスト期間中は、ただ目の前の試験に全力で向き合うことに集中してください。今、あなたたちがすべきことはそれだけです」と、集中力の大切さ。

自己採点後の冷静な判断

テスト終了後には、自己採点を通じて冷静に今後を見据えるようアドバイス。「試験が終わった瞬間から次のステージへの準備が始まります。結果に一喜一憂するのではなく、次への一歩を考える時間にしてください」と、未来志向の重要性。

先生方からの温かなメッセージ

学校長の言葉に続き、学年の先生方一人ひとりが生徒たちへの励ましの言葉を贈りました。

「あなたたちはここまでたくさん努力してきました」「どんな状況でも自分を信じて」「全員が応援しています」など、真心のこもったメッセージに、生徒たちは改めて自分が支えられていることを実感している様子でした。

進路指導主事による実務的なアドバイス

会の最後には、進路指導主事の高椋先生から共通テストに向けた諸注意と連絡が行われました。
持ち物の確認や集合時間、試験会場での注意事項など、実務的なアドバイスを丁寧に伝えることで、生徒たちが当日を迎える準備を整えられるようサポートしました。

また、試験直前の健康管理やリラックス方法についても触れ、「万全の状態で試験に挑んでほしい」という思いが込められていました。

特製どら焼きに込められた思い

さらに、進路指導室からは、生徒一人ひとりに「がんばれ絶対合格伝習生」と刻印された特製どら焼きが振舞われました。

このどら焼きは、学校全体が生徒たちを応援していることを象徴するものとして用意されたものです。手渡された生徒たちはそのメッセージに心を動かされ、目を輝かせながら受け取っていました。

合格祈願

この激励会を通じて、伝習館高校の3年生たちは自信と冷静さを養い、試験本番に向けて決意を新たにしました。彼らの背中を押す先生方や学校全体の温かなサポートは、試験当日の緊張を乗り越える大きな支えとなるでしょう。

共通テストは新たな未来への通過点です。この日を迎えるまでの努力を信じ、全力を尽くす彼らの姿が、伝習館高校の誇りとなるに違いありません。

生徒たちの健闘を祈りつつ、全員が次なるステージで輝くことを心から願っています。