8月2日(金)、前期補習最終日の5限目に、3年生を対象とした「防衛大学校等の説明会」が実施されました。 この説明会は、防衛大学校や防衛医科大学校、防衛医科大学校医学教育部看護科、自衛隊航空学生などの進学先についての理解を深めることを目的とし、生徒たちが受験の準備を進める機会を提供しました。
説明会の冒頭では、防衛大学校の概要についての詳細な説明が行われました。 防衛大学校は、防衛省の傘下にある教育機関であり、将来の自衛官を育成するための場として高い評価を受けています。 生徒たちは、防衛大学校で提供される様々な学問分野やリーダーシップを学ぶ機会について知識を深めました。 防衛大学校の卒業生は、自衛官としてのキャリアをスタートするだけでなく、国防に関する多様な分野で活躍することが期待されています。
次に紹介されたのは、防衛医科大学校です。この学校は医療専門職を目指す学生にとって魅力的な選択肢であり、医師や看護師として国防に貢献する道を開いています。 防衛医科大学校では、医療知識だけでなく、自衛隊ならではの特殊な環境下での医療活動について学ぶことができるため、医療技術の向上と同時に国際的な視野を持つ医療専門家としての成長が期待されます。
自衛隊航空学生についても、航空分野でのキャリアを目指す生徒に向けた情報が提供されました。 航空学生は、将来の航空自衛官としての役割を担うための専門的な訓練を受けることができ、航空技術や操縦技術の習得を目指します。 航空分野に興味を持つ生徒にとって、この説明は大変興味深いものであり、将来の可能性を広げるきっかけとなりました。
今回の説明会の特筆すべき点は、防衛大学校2年生である本校卒業生の近藤先輩と、山門高校出身の田島さんがゲストとして参加し、自身の体験をもとにした生き生きとした説明を行ったことです。 年齢が近い先輩からの説明は、生徒たちにとって非常に親しみやすく、分かりやすいものでした。 彼らは、進学先での日常生活や学びの楽しさ、そして将来の展望について具体的な事例を交えながら話してくれました。 近藤先輩は「防衛大学校での生活は大変ですが、自分の成長を日々感じることができる場所です。挑戦しがいがあります」と語り、田島さんも「防衛の道を選んだことで、視野が広がり、新しい自分に出会える機会が増えました」と自身の経験を共有しました。
参加した生徒たちは、先輩たちの話に熱心に耳を傾け、防衛関連の教育機関についての理解を深めるとともに、自らの進路選択に対する意欲を新たにしました。
今回の説明会を通じて、3年生たちは防衛関連の教育機関に対する理解を深め、自身の進路選択における選択肢を増やすことができました。
説明会に参加した生徒の一人は「今回の説明会を通して、防衛の道がより具体的なものとなり、自分の将来について真剣に考えるきっかけとなりました」と語っており、多くの生徒が同様の感想を持っています。
今後、生徒たちがより多くの選択肢を持ちながら自らの進路を選んでいけるよう、学校はサポートを続けていく予定です。 ≫当日の様子はコチラからご覧になれます。
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