令和6年度に「Stanford e-Fukuoka」プログラムに参加した、大川桐薫中学校出身の緒方文哉さんに、インタビューを行いました!
「Stanford e-Fukuoka」プログラムに参加したいと思ったきっかけを教えてください。
私は元々、このStanford e-Fukuokaというプログラムがあるということは知らず、高校1年生の終わり頃、先生から「やってみないか?」というお誘いを受け、最初は自分なんかが…という気持ちでした。
しかし、英語や国際社会に興味があり、将来的にグローバルに活躍できる人材になりたいと思っていたため、同じような志を持つ他の高校生と意見交換できることや、世界トップクラスの海外大学である米国スタンフォード大学と連携したオンライン講座を受けられることはすごく魅力的で、自分にとって成長に繋がると思い、応募しました。

今回のプログラムでどんなことを体験したのか、詳しく教えてください。
Stanford e-Fukuokaプログラムでは大きく分けて、次の2つのプログラムがありました。
(1)TOEFLセミナー
(2)Stanford e-Fukuokaの講義及びプレゼンテーション
1つ目のTOEFLセミナーは、公認インストラクターの方によるスコア向上セミナーを受けた後に、TOEFLというアカデミック領域における英語運用能力を測定する試験をオンラインで受ける、というものでした。
英語圏の大学への留学・入学時の基準として認められている試験であるため、単語のレベルも非常に専門性が高いもので、リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングと、4技能が求められる難しい試験なのですが、セミナーでは解くときのポイントなど細かく丁寧に教えてもらい、楽しく学習することができました。
海外大学に進学、留学する際は必要になってくる試験なので、今後の糧になったと思います。
2つ目のStanford e-Fukuokaの講義及びプレゼンテーションでは、沢山の貴重な経験をしました。
まず、福岡アメリカンセンターにて行われた開講式において、初めて今回のプログラムに参加していた他の高校生やインストラクターの方と触れ合い、日系アメリカ人と第二次世界大戦の歴史についての講義を受け、その歴史についての絵が展示されている場所へ行き、他の高校生と様々なことを考察して英語で意見を発表しました。
その他の講義は基本的にオンラインでの受講でしたが、日系アメリカ人のルーツをお持ちのゲストスピーカーの方々から、実際に歴史を聞いたり、戦争の悲しさや第二次世界大戦が現代にどのように影響しているのか、私達はどのようにして伝えていくべきなのかなど、多くのことを学びました。
そのルーツから芸術家として活動している方や起業家として活動している方から、歴史についてのお話以外にも、『コロナを通して私達は何を学んだのか』、『世界的に問題となっている環境問題について』、『起業家精神について』など、たくさんのお話を聞いて、英語で意見交換をしました。
私にとっては、今までに触れたことのない内容が多く、刺激的で新しい視点や考えなどを持つきっかけとなる体験でした。
また、時にはエマニュエル大使から直々に日本と米国の関係についてお話を頂いたり、時にはRADWIMPSの元メンバーである方からお話を聞くこともあり、今までよりもっと興味の幅が広がり、国際社会への関心が深まりました。
最後にSDGsとこれからの将来を考え、プレゼンテーションを他の高校生達と行いました。皆違ったバックグラウンドを持っていて、たくさんのアイデア・夢・志を持っていて、大きな刺激を受けました。
忙しくて学校との両立が難しい時もありましたが、全てが貴重な機会で、本当にやり甲斐があったと実感しています。

最も興味深かったこと・感動したことは何ですか?
全てが貴重な体験で、選ぶのが難しいですが、私はプレゼンテーションだったと感じています。
人前で意見を話すというのはすごく緊張しますし、それを英語でとなると、とても勇気のいることだと思います。
学校生活との両立が難しくて考えることをやめたい時もありましたし、自分のアイデンティティや考えをスライドにまとめたり、話す内容を考えるのは難しく、悩むこともありました。
しかしプレゼンテーション本番で、他の高校生達やインストラクターの方々が、画面越しに熱心に聞いてくださる姿がすごく嬉しく、また、勇気を持って話すこと、自分を表現することの重要性を知ることができ、大きく成長できた機会だったと思います。
他の高校生達のプレゼンテーションは、スライドや考え、話し方までの全てが凄くて圧倒されましたが、それと同時に、自分の視点や考えをもっと多角的なものへとアップデートできた、と感じています。
これから先に人前で話す機会があれば、もっともっと挑戦していきたいと思えるきっかけになりました。

最後に、後輩の皆さんに向けて、一言お願いします!
私は最初、「今回のプログラムは自分なんかには向いてない」と、ネガティブな諦めモードに入っていましたが、自分の興味をもっと広げたい、成長したいという一心で参加することを決心しました。
私としては、結果的に「やってよかった」とすごく感じています。大変な時もありましたが、得るものがそれ以上に多かったからです。
この経験を通して、私が皆さんに伝えたいことは、自信を持って色んなことに挑戦することは大事だ、ということです。
何かに挑戦すること、それが難しいことでもどんなことでも興味があるのならやってみるべきだと、私は強く思います。
最初は「自分なんかが」などと、ネガティブに捉えてしまう人もいるかもしれませんが、挑戦した後で、それがどんな方向に転ぼうとも、勇気をもって挑戦したその一歩は必ずあなたの自信に繋がるだろうし、あなた自身の大きな成長に繋がるはずです。
これから高校生になって、機会は巡ってくるはずです。しかし、チャンスは何度も訪れるものではありません。
それを見逃してしまうのではなく、積極的に掴んでいってほしいと私は思います。
迷った時はやってみるというスタンスを大事にしてみてください。

