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2018年11月4日

全国アマモサミット2018in 阪南で生物班 ニホンウナギの取組を発表!

平成30年11月3日~4日

 全国アマモサミットが大阪府阪南市で開催された.全国アマモサミットは今年で11回目.全国から海辺の環境の保全に関わっている自治体や市民,研究者が集まり成果や課題を発表する.テーマは開催地の特色に合わせて毎年違っているが,その根底に流れる『今の自然を更に良くして,次の世代に引き継いでもらうために,今何をすべきか全員で知恵を出し合う』ということだ.

 サミットの閉会式の前に高校生サミットを行い,全国各地から集まった高校生たちが自分たちの研究や取り組みを発表する.高校生たちは,自然を引き継ぐ当事者としてふさわしい研究や活動を行っていた.

 2年後のアマモサミットは福岡市で行われることになった.私たちは福岡が抱えるもう一つの海である有明海代表として参加することになる.


阪南市立文化センター(サラダホール)に飾られた大漁旗

全国の沿岸漁業は危機的な状況にある.私たちの食を支える一次産業が活気を取り戻すために全国から人々が集った.


オープニングの主催者あいさつ

 


鉄腕ダッシュでおなじみの木村尚さんの挨拶と大会の趣旨説明

 


阪南の海を知る発表者より,阪南の海の多様な生き物の生息にアマモ場が欠かせないことを教えていただいた.

 


大阪湾のアマモ場が残る海岸では多様な生き物が生息している.

 


開場にはアマモ場を再現した水槽が作られていた.

 


阪南市の小学生が元気に阪南の海の様子を発表した.

 


中学生の演奏

 


全国アマモサミットin阪南の宣言文の作成

宣言文を会場の意見を取り上げ,この場で作成した.この場に居合わせた高校生や小中学生も意見を述べた.大人は子供たちの意見を大切にして,宣言文を作っていく

 


夜に行われたレセプションのなかで木村尚さんを発見し,生徒は名刺交換を行った.

 


記念に,写真を一枚.生徒は緊張していたので,木村さんが雰囲気を柔らかくしてもらい,笑顔がこぼれた.木村さんは若者をとても大事にしてくれる.

 


伝習館高校の自然科学部生物班の発表.2017年と2018年の飼育しているニホンウナギの初期死亡率が低下しました.これは,今年は水槽に落葉と砂を入れた4月末以降死亡個体がかなり減少しました.落葉と砂を入れるアイデアは,2014年に行ったノリの牡蠣殻培養を行っていらっしゃった元山門羽瀬漁協組合長の平河政行さんの聞き書き取材で「太田先生は岩手県出身で,韓国の水産試験所の技師をされていました。太田先生は,我々漁業者からの質問などを聞いてくれていました。私たちからは身近な研究者だったわけです。この太田先生から,このようなことを言われたことがあります。『カキ殻(糸状体)を培養する海水の中に自然状態の泥を煮詰めた土壌抽出液を作って入れなさい。この土は田畑の土ではなく,肥料などが入っていない山の腐植土が一番いい。』と言われました.山の土を入れると,病気に耐える力がつきました。ノリの収量が上がるというわけではないんですが,他のところで病気がはやっても病気にやられにくくなりました。やっぱり自然のいろいろなものを取りこんどるからですね。我々も手のいるばってん,しよったですたい。」ということを聞いたからです.「森は海の恋人」の畠山さんもダムができると海が痩せるとおっしゃっていましたので,私たちも試してみました.やはり,森の恵みが海の環境に必要なのです.

 


発表が終わり,質問の時間です.

 


サミット宣言文を読み上げた後,閉会式で次年度開催予定の宮城県塩釜市に全国アマモサミットの大漁旗が引き渡されました.

 高校生サミットを運営していただいた共存の森の皆様に感謝しています.また,私たちをもてなしていただいた阪南市の皆様本当に有難うございました.この経験を活かし,さらに学業と人格の形成に励んでいきます.参加した1年生部員2名の今後の成長を期待します.

 

 


福岡県立伝習館高等学校〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116 Fax:0944-73-6496
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