ホーム  >  生徒会・部活動紹介 [ 文化部活動報告 ]
07|2019/08|09




123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
カレンダーと同期
【新着一覧】

2021年6月13日
自然科学部,ドローンを導入し,活動の幅を広げるぞ!新着

2021年6月12日
東京都立大学教授横山先生のZoomミーティングによるオンライン授業新着

2021年6月5日
三学会合同福岡大会2021でのポスター発表

2021年5月30日
立花いこいの森公園でホタルの観察会を行いました!新着

2021年5月3日
クスノキ落葉でミズカビ病が治癒した!自然科学部新着
船上から柳川掘割の護岸調査 自然科学部新着

2021年4月18日
第1回飯江川原流域“ウナギとホタルを人がつなぐ”広葉樹植樹祭 自然科学部!新着

2021年4月17日
第1回飯江川の石倉かごおよび電気ショッカーによる魚類の調査を実施 自然科学部!新着

2021年3月27日
柳川でホタル放流  私たちの水環境を守ろう!自然科学部の挑戦新着

2020年10月24日
石倉かごモニタリングで放流したウナギ3尾再捕獲!とアースウオッチジャパンとの放流!

2020年10月16日
「知事のふるさと訪問~福岡県の未来を語ろう~柳川編~」 自然科学部が描く地域創生

2020年10月10日
自然科学部 桜舞館小学校の子供たちと飯江川に石倉かごを設置し,ニホンウナギ稚魚の標識放流を行う!

2020年7月4日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするために 令和2年第1回稚ウナギ放流会

2020年3月31日
ニホンウナギ稚魚の飼育環境におけるクスノキ落葉の役割と感染症について考える

2020年3月23日
自然科学部 ウナギの水槽に落葉を入れるとアンモニア濃度が減少することについて

2020年1月18日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするための調査

2019年12月24日
令和元年度の締めくくり!伝習館高校自然科学部ニホンウナギ稚魚を124尾放流!

2019年12月21日
令和元年最後の石倉かごモニタリングで放流したニホンウナギを7尾再捕獲!伝習館高校以前科学部

2019年12月15日
矢部川シンポジウム「私たちの水環境」で伝習館高校自然科学部が発表

2019年12月8日
第5回全国ユース環境発表大会九州・沖縄地方大会に自然科学部「先生が選ぶ特別賞」を受賞

2019年8月23日

吹奏楽部 夏季合宿を行いました

8月23日~8月24日にみやま市の「清水山荘」にて、吹奏楽部の夏季合宿を行いました。


山の上の静かなところです。


音楽会に向けて、合奏を中心に練習を行いました。


宿泊室でパート別練習にも励みました。


楽器の練習だけでなく、お互いのコミュニケーションを高めるゲームも行いました。


夏といえば、合宿といえば花火ですね!


もちろん、勉強もしっかりやります。


朝の散歩では、山を登って清水寺にお参りしました。


三重の塔の前で記念撮影。

今回の合宿を通して、技術の向上、規律の確立、コミュニケーション能力の向上を達成することができました。
今後も「いつでも、どこでも、全力で」部活と学校生活に励みたいと思います。




2019年8月23日

伝習館高校自然科学部が放流したウナギが46cmに成長し釣り上げられた

期 日:令和元年720

場 所:柳川掘割(柳川市新外町)

 

伝習館高校自然科学部は2014年から柳川掘割をニホンウナギのサンクチュアリにするために許可を受けて特別採捕と飼育中の生態実験を行い,0.5g以上に成長したウナギ稚魚全てに腹腔内に2mmほどの金属製の特殊な標識を挿入して柳川掘割に放流してきた。放流したニホンウナギの稚魚は,今までに2400尾におよび,成長したウナギの行方を広く柳川の市民に提供いただくよう柳川市報やビラを作ってウナギ情報をお寄せいただく取組を続けてきた。

2019720日に市内在住の古賀徹さんから十時邸前の柳川掘割でウナギを釣り上げたから見に来るよう連絡をいただき,古賀徹さんに連絡して見に行った。古賀さんに了解を得て伝習館高校に持ち込み,生徒と一緒に鉄片探知機で検査したところ,私たちがワイヤータグを埋め込む位置で反応があり,私たちが放流したニホンウナギであることが分かった。


古賀さんから預かったウナギを氷水で動きを止めて鉄片探知機で反応した



このウナギは46cm111gであった。

719日にウナギ供養の時に放流したニホンウナギは35cm300g程度であることを龍川魚商店の龍さんに確認したので,19日に放流した養殖ウナギと違う。



肛門周りの1,2,3,4番の位置に黄色のイラストマーで標識して再放流する。

再放流には古賀徹さんに立ち会っていただき,九州NHK,読売新聞,朝日新聞,柳川新報の報道機関も集まっていただいた。


古賀徹さんは,「ここでウナギを釣り上げたのは小学生以来で興奮した」と新聞記者さんに話されていた。


生徒たちからの感謝の言葉に照れながらポーズをされた古賀さん


新聞記者にインタビューされる生徒

 私たちが放流したウナギが46cmに成長し柳川掘割で見つかったことの意味は3つある。ひとつは,私たちが行っている柳川掘割をニホンウナギのサンクチュアリにする研究は間違っていなかったと言うことだ。このことについては,大いに自信を持つことができたし,これからも1尾でも多くのニホンウナギを柳川掘割に放流することで,ニホンウナギを頂点とした柳川掘割の生態系が昔に戻る可能性もある。ニホンウナギは,何でも食べることから昭和40年頃までの柳川掘割のキーストーン種であった可能性が大きい。ペイン博士は,多様な生物が生息するヒトデが生態系の頂点である海岸でヒトデを5年間獲り続けた結果,イガイが優占する貧相な生態系の海岸になった。キーストーン種がいなくなると生物多様性が失われるという研究である。このことを踏まえ,私たちがこの活動を続けることで柳川掘割の生態系をまた豊かなものに変えることができるかもしれないと思った。

2つめは,柳川掘割で成長したニホンウナギが生まれ故郷のマリアナ海溝に帰って,産卵し種の再生産に関わること。そのためには,堀の水を一斉に抜かれる2月の堀干しで柳川掘割から沖端川に出たウナギが何とかマリアナ海溝までニホンウナギのウナギ柱が作られる頃に間に合うように急いで帰ってほしいと願うばかりだ。また,下りウナギの漁をまたは,海で行われるウナギ漁を禁じてほしい。

3つめは,これは最も重要なことだと考えているが,柳川に住む人がウナギが育つ柳川掘割をもっと大切にして,誇りにしてほしいと思っている。このようにそこに住む人が誇りに想う場所は,きっと観光資源としても多くの人に感動をあたえるに違いない。そして,そこに絶滅危惧種であるニホンウナギの再生産に一役かっている場所という付加価値が付くことで柳川掘割を中心とした柳川の観光地としてのブランド力が大きくなる。元より,柳川の人は、古賀さんをはじめとして私たちの活動に協力的である。これからも,もっとたくさんの市民の方からウナギの情報が寄せられるであろう。そしてそれをたくさんの報道機関の方々が支えてくれる。この記事の末尾には,柳川掘割で見たり釣ったりしたウナギの情報を伝習館高校に知らせてほしいという言葉が書かれている。本当に,地域の人たちに支えられた研究は,どんな研究機関でも行うことは難しいのに,私たちは徐々にではあるが行うことができたのだと感じている。

私たちの活動は,(一社)北部九州河川利用協会の「令和元年度河川利用推進支援事業」の助成を受けています。

水質分析装置AL800は「藤原ナチュラルヒストリー振興財団」の助成を受けて購入しました。

石倉かごはパルシステム東京の助成金を使わせていただき購入させていただきました。

以上の皆様には感謝しています。



福岡県立伝習館高等学校〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116 Fax:0944-73-6496
福岡県立伝習館高等学校
〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116  Fax:0944-73-6496
Copyright(C) Denshukan All rights reserved