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【新着一覧】

2021年6月13日
自然科学部,ドローンを導入し,活動の幅を広げるぞ!新着

2021年6月12日
東京都立大学教授横山先生のZoomミーティングによるオンライン授業新着

2021年6月5日
三学会合同福岡大会2021でのポスター発表

2021年5月30日
立花いこいの森公園でホタルの観察会を行いました!新着

2021年5月3日
クスノキ落葉でミズカビ病が治癒した!自然科学部新着
船上から柳川掘割の護岸調査 自然科学部新着

2021年4月18日
第1回飯江川原流域“ウナギとホタルを人がつなぐ”広葉樹植樹祭 自然科学部!新着

2021年4月17日
第1回飯江川の石倉かごおよび電気ショッカーによる魚類の調査を実施 自然科学部!新着

2021年3月27日
柳川でホタル放流  私たちの水環境を守ろう!自然科学部の挑戦新着

2020年10月24日
石倉かごモニタリングで放流したウナギ3尾再捕獲!とアースウオッチジャパンとの放流!

2020年10月16日
「知事のふるさと訪問~福岡県の未来を語ろう~柳川編~」 自然科学部が描く地域創生

2020年10月10日
自然科学部 桜舞館小学校の子供たちと飯江川に石倉かごを設置し,ニホンウナギ稚魚の標識放流を行う!

2020年7月4日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするために 令和2年第1回稚ウナギ放流会

2020年3月31日
ニホンウナギ稚魚の飼育環境におけるクスノキ落葉の役割と感染症について考える

2020年3月23日
自然科学部 ウナギの水槽に落葉を入れるとアンモニア濃度が減少することについて

2020年1月18日
飯江川をニホンウナギが育つ川にするための調査

2019年12月24日
令和元年度の締めくくり!伝習館高校自然科学部ニホンウナギ稚魚を124尾放流!

2019年12月21日
令和元年最後の石倉かごモニタリングで放流したニホンウナギを7尾再捕獲!伝習館高校以前科学部

2019年12月15日
矢部川シンポジウム「私たちの水環境」で伝習館高校自然科学部が発表

2019年12月8日
第5回全国ユース環境発表大会九州・沖縄地方大会に自然科学部「先生が選ぶ特別賞」を受賞

2019年9月18日

伝習伝習館高校自然科学部 銀ウナギ(下りウナギ)を放流し,ニホンウナギの保全へ第一歩

令和元年918

銀ウナギとは,近隣では下りウナギや旅立ちウナギと呼ばれるニホンウナギのことです。銀ウナギは,これから性成熟が始り,川から海に戻ります。そして,マリアナ海溝を目指して旅立つのです。マリアナ海溝までは一切食事をしないので消化管は退化し,雌は卵巣,雄なら精巣がお腹の中いっぱいに発達します。産卵したら銀ウナギは一生を終え死んでしまいます。その後,卵は孵化してニホンウナギの稚魚(レプトケパルス)になり,海流に流され成長しながら日本近海までやって来たらシラスウナギになりまた川を遡上してきます。

近年,日本にやってくるシラスウナギの数が激減し,2018年,20192年連続で過去最低と言われるほどシラスウナギが減っています。1尾でも多くの銀ウナギがマリアナ海溝周辺海域の産卵場所に帰ることができるように,もし,銀ウナギを獲った場合は,海につながる川に放流してください。どうか,ニホンウナギの保護のためにもご協力をお願いします。

熊本県や鹿児島県では10月から3月までのウナギの漁を禁じています。福岡県でも漁業者は銀ウナギを捕獲した場合,放流しています。これを機会に,どうか一般の方もご協力をお願いします。

銀ウナギの特徴は,胸ビレが黒く大きくなり,尾ビレの先端も黒く幅が広くなります。泳ぐのに適したヒレになります。海を泳ぐためです。また体全体が黒くなり体側が銀色になります。だから銀ウナギと呼ばれています。この頃になると餌を食べなくなり消化管が退化してお腹いっぱいに精巣か卵巣のどちらかを発達させます。とくに,ロウゲと呼ばれるウナギの罠を使ってウナギを獲っていらっしゃる方は,9月から3月までご注意をください。もし,銀ウナギが捕まったら,海につながる川に放流するか,伝習館高校の木庭(0944-73-3116koba@fku.ed.jp)までご一報ください。


黒く大きな胸ビレと銀色の体側

 

幅が広く黒くなった尾ビレ

この銀ウナギは,大川市一木の昭代第2幹線用水路でロウゲ(ウナギを獲る筒状の漁具)を用いて8月末,市民の方によって獲られたました。市民の方は私たちがウナギ研究を行っていることを知り,連絡をしていただきました。このウナギのサイズは,全長697mm,肛門長274mm,湿重量597g,眼径水平7mm,垂直6.5mm,胴回り125mm,胸鰭下側29mm,上側40mmでした。体側には,ピンクのイラストマー(個体識別を行うために用いる発色の良い蛍光を発する標識で,生物が生きたまま目視できるように工夫された色素)で山稜マークを施しました。

この銀ウナギには,何とかマリアナ海溝までたどりつき,産卵してほしいと考え,報道機関の方々に連絡して2019918日に二丁井樋で放流しました。

放流場所にはこの銀ウナギを私たちに提供いただいた江上さんも駆けつけてくれました。

読売新聞,西日本新聞,有明新報の記者さんに取材をしていただきました。この記事を読んで1尾でも多くの銀ウナギが産卵場所に帰って産卵してくれたらと思っています。

放流後,取材を受ける自然科学部の生徒

私たちの活動は,(一社)北部九州河川利用協会の「令和元年度河川利用推進事業」の助成を受けています。



福岡県立伝習館高等学校〒832-0045福岡県柳川市本町142
Tel:0944-73-3116 Fax:0944-73-6496
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