第20回日本水大賞の授賞式・受賞活動発表会が日本科学未来館(江東区青海)で平成30年6月26日に行われました。
伝習館高校生物部は,平成26年から続けている柳川掘割をニホンウナギのサンクチュアリにするための研究をまとめ「森里海の繋がりから見えてきたニホンウナギと私たちの未来~特別採捕・飼育・放流から~」と題し,発表しました。授賞式は,丹羽文部科学副大臣から表彰していただきました。
また,柳川はウナギのせいろ蒸し発祥の地で,ウナギは食文化としても地域と密接に関係がある生き物です。有明海につながる柳川に分布するクリークにかつて生息していたニホンウナギには森里海のエコトーンが必要な生き物であることに着目し、その復活を目標にした採捕・飼育・放流を行いながら継続的なモニタリングに基づく調査・研究を行っています。また、その活動は、地域の観光や食文化の維持という視点で行っています。この点を評価されて文部科学大臣賞の受賞に繋がったと聞いています。丹羽秀樹副大臣と秋篠宮紀子さまから「これからも頑張ってください」というお言葉をいただきました。
 秋篠宮殿下と妃殿下の御前で丹羽副大臣から表彰していただきました。
 受賞活動の発表を行っています。
 丹羽副大臣から生徒たちに激励のお言葉をいただきました。
 受賞記念パーティでは,秋篠宮殿下と妃殿下から励ましのお言葉をいただきました。また,ウナギの飼育状況を質問していただきました。
 この様な素晴らしい賞を受賞して光栄です。生徒一同良い経験ができたと考えています。ありがとうございます。
私たちの活動は笹川平和財団海洋教育パイオニアスクールプログラムの助成を受けています。

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