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学校長挨拶

この度は伝習館高校ホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。本校第42代館長として平成30年4月に着任いたしました、平塚健士(ひらつか たけし)と申します。本校を代表して一言御挨拶申し上げます。

本校は柳川藩第9代藩主立花鑑賢(たちばな あきかた)公によって文政7年に創設された藩学をその起源とし、今年で195年を迎える歴史と伝統を誇る学校です。更にその淵源を辿ると、柳川藩が生んだ儒学者安東省菴(あんどう せいあん)先生の家塾にあり、実に300年を超える歴史を有します。鑑賢公は藩学の教育を行うにあたり、白鹿洞書院掲示を用いたと伝えられます。本校の起源を語る歴史遺産として、鑑賢公が板刻したとされる白鹿洞書院掲示が本校の玄関に飾られております。

校名「伝習館」の由来は、論語学而篇にある「曾子曰く、吾、日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、伝えて習わざるか、と。」にあります。「伝習館」の元となった「伝不習乎」の部分は、新注によると「伝えて習わざるか」と読み下し、その意味は「先生に教えて頂いたことを自分のものとして習熟するため、重ねて復習・練習することに怠りはなかったか。」となります。即ち、学ぶ者に相応の心構えを求めるものです。また、古注によれば「習わざると伝えしか」と読み下し、その意味は「よく理解していないことを、弟子や後輩に伝授しなかったか」となり、学ぶ場での先達に相応の心構えを求めるものです。学ぶ場において、自分自身そして後輩に対して誠実であることを願うものであります。

柳川藩の初代藩主である立花宗茂(たちばな むねしげ)公は「忠義の武将、ぶれない生き方」と表現されることが多く、複数の作家がその作品で取り上げています。中でも、郷土が生んだ歴史作家である葉室麟氏はその作品「無双の花」の中で、「立花の義とは、裏切らぬことでございます」と、宗茂公の正室誾千代(ぎんちよ)の台詞として表現しています。

本校が県立に移管した折りに校章「三稜」が定められ、伝習館教育の基本である「三稜精神」、つまり「知・徳・体の調和の取れた教育」を表すものとされました。そして、その底流にあるものは、藩校「伝習館」を生んだ「立花の義」であろうと考えます。「人を大切にし、決して裏切らない」ことを心にとめ、「大切に育てます、丁寧に育てます、挑戦する心を育てます」の3つのTをモットーに、全教職員で「チーム伝習」として力を尽くしていく所存であります。

当ホームページには、学び心にワクワクしながら生き生きと活動する生徒達の姿と、教職員と同窓会・地域の関係者で練り上げられた充実した教育内容とが報告されています。本校の魅力を感じ取って頂けることを願い挨拶とさせて頂きます。

 

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